大手脱線成人男性の葛藤

日系大手民生機器メーカーに2017年入社。4年半勤務を経て、21年8月末に退社予定。

素人だが病んだ同期のメンタル相談に真剣に乗ってみた

 

 会社の別の部門の同期が病んでしまった。診療内科に通院し、薬を服用している状態。通院は1年間続けているがなかなかよくならないそう。服用している薬はレクサプロ(過去私も服用していた自律神経系の薬)。

 なかなかいい具合に病んでいたので、完全なおせっかいなのだが昨晩時間を作って相談にのることにした。そのなかで訊いた内容や、素人なりにアドバイスしたこと、感想などを書きたいと思う。

 

■病んでしまった背景

 

 話を深堀りしていくと、病んだ背景は以下の2点が主な理由とのことだった。

 ・家族との不和

 ・仕事に対する不満

 ※それぞれ以下に詳細書きます 

 

 まず、「家族との不和」に関してだが、これはかなりプライベートな内容なので詳細は書かないようにしたいと思う。金銭的、心理的に家族と深く関わることを避けた方が幸せになる状態になったそう。こればかりは環境要因なので仕方が無いと思い何も助言しなかった。

 

 次に、「仕事に対する不満」に関して。彼は帰国子女でTOEIC960点かつ英検1級、中国語版TOEICのなんちゃらかんちゃらという資格の5級(MAXは6級で、級の数が増えるごとに上位の級になるらしい)を持っている。それにも関わらず、今の仕事(日系大手企業のコーポレート系)では語学を活かす場面がほぼ皆無に等しく、自分の能力を発揮できる機会が少ないことに大きな不満を持っているそう。

 また、不満のなかの一つに金銭面での不満もある様だった。日系のメーカーにはありがちなのだが、当社は家賃補助が出ない。これは大学生で就活している時には分かるがケアしきれない内容(自分もそうだった)ので、入社してから気付くのも仕方が無い気がする。家賃補助が出ないので、毎月給料が入っても無条件で半額は家賃・光熱費・食費に没収されてしまうそう。※日系メーカーの手取りは残業無しだと結構安い そのため可処分所得が少なく、困窮してしまっているそう。お金が貯まらないと心が豊かにならないのはなんとなく分かる。

 

 以上を踏まえて、主に

 ・目先の病み(自律神経系の低調子)の改善

 ・能力(語学)が活かせて、かつ現状より給与が上がる職業

 の2点にしぼり、アドバイス(というか対処法を一緒に考えること)を行うことにした。

 

■アドバイスに関して

 

 まず、病みの改善についてのアドバイスに関して。聞けば自律神経が乱れが原因で、一日の平均睡眠時間が5時間を切っていて、眠りもかなり浅いそう。特に雨の低気圧の日に調子が悪くなるとのことだった。ここに関しては、ただただ冷水シャワーとサウナを推奨した。暖⇒冷を繰り返す交代浴により、自律神経を鍛える。説明不要。以上、よろしくお願いいたします。

 、、というのは冗談で、昨晩飯を食ってから銭湯に連れて行ってサウナにぶち込んだ。百聞は一サウナに如かず。今後アフターフォロー(といってもサウナに誘うだけだが)を含めて、僭越ながら経過観察していきたいと思う。

 

 次に、水風呂から引きずりだした後に適職の相談に乗った。「語学を活かしてかつ給料を上げたい」とのことだが、バリバリ働く気概はそこまでなく、ワークライフバランスを主に重視したい模様。そのため、大学職員や学校事務などの、教育法人のバックオフィスを紹介した。これに関しても「本当にホワイトなのか」とか「やりがいがあるのか」など諸説あるが、ワークライフバランスを重視する傾向のある人(自分もそう)は、そんなことよりいかに自分の生活が充実しているかという部分で人生の幸福度が決まる傾向が強いと思う。彼も例外ではなくそのタイプの様なので、この職種を推奨した。

 また、学校法人も交換留学先の提携校開拓など進めており、そういう系の部署に志して入れば語学を活かす場面は非常に多いはず。英語・中国語を話せれば鬼に金棒の状態だろう。彼は学部生時代は教職を検討するなど、教育分野にも関心があるとのことでこれが出来ればかなり向いているのではと思った。

 特に私立の大学職員は平均年収も高い。そのため応募が集中する人気の職種で狭き門にはなるが、頑張って頂きたいというところで銭湯から上がって別れた。

 

■まとめ

 

 同年代で人生経験も変わらない様な人にいろいろ助言するなんて、出過ぎたことをしたなあと少ししこりが残っているが、とりあえずは会っている間は前向きになってくれたので良かったと思う。

 メンタルがやられている状態で、闇雲に「サウナ入れ!転職活動しろ!」なんて言われても自尊心が傷付く(というか理解してもらえない)だろうから、デリケートな時期に他人に助言を正確に伝えることの難かしさを学んだ。自分も診療内科に通院し、並行して転職活動をした時期があったので、かなり親身になって話を訊けたと思う。

 やはり病んでいる時期も人生のなかで全く無駄な時間ではない。自分の気質や身体の傾向を理解して、発生した問題(病み)に対して適切な対応をする。病みを対策することで人生がより豊かになる。病みはその後の人生が好転することを知らせるサインなのかもしれない。以上、よろしくお願いいたします。